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BloomLetter129

【風鈴絵付け製作】チリンチリンと風に揺れる風鈴は、夏の暑さを吹き飛ばす涼しさを感じさせます。この日のレクリエーションは、風鈴にご利用者さまそれぞれの思い描く絵をかいていただきました。綿棒の先に絵の具をつけて、いざ製作開始。「難しい」という声が所々で聞こえる中、皆さまは黙々と作業に取り組まれます。少しすると、まっさらだった風鈴に少しずつ色が付き始めました。どうなるんだろうとスタッフも楽しみに見守る中、次々に素敵な絵が。花火やひまわり、金魚など夏らしい絵が、風鈴という小さなキャンバスに活き活きと現れました。その出来栄えに皆さま拍手喝采。各々が描いた作品を見せ合いながら会話を楽しまれていました。【夏まつり】八重桜夏の最大のイベントと言えば夏まつり。本物のお祭りさながらの活気にするため、スタッフはみな数日前から遅くまで準備をしていました。さて当日を迎えて、スタッフは浴衣や甚平を着てご利用者さまをお出迎えしました。玄関には以前のレクで皆さまが絵付けをしてくださった風鈴がチリンチリンと揺らぎ、祭りの雰囲気をさらに盛り上げます。的当て、カップインゲーム、ヨーヨー釣り。スタッフ自作のゲームとかき氷などの軽食、おにぎりにから揚げ、おでんといった昼食をはさみ、目玉の抽選会へ。今年はなんと一等が五千円ということで、クジを引く手にも力がこもります。一等を当てたご利用者さまはニコニコ素敵な笑顔に。その他のご利用者さまも自分の当てた景品に一喜一憂されていました。祭りの最後は皆さまで盆踊り。スタッフもご利用者さまも入り乱れて楽しく踊りました。コロナ禍ということで様々制限はありましたが、スタッフ全員の楽しませる気持ちで大盛況に終わった夏祭り。もちろんスタッフも心から笑顔で楽しんでいました。デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店皆さま「かかりつけ医」をもってる方は多いと思いますが「かかりつけ看護師」は言葉すら聞きなれないとおっしゃるでしょう。訪問診療、訪問看護のもとで、在宅療養生活をされている人以外には縁のない呼称でした。ただ今後、後期高齢者が更に増え続けていきます。そうした中では・住み慣れた家で安心して療養したい・病気や痛みで生活が不自由。この先が心配だな・最後の時まで自宅で穏やかに過ごしたいのだけれど…というような人が増えるでしょう。このような人に対して定期的に自宅に来てくれる「かかりつけ看護師」がいてくれると大変心強いと思うでしょう。訪問看護師は一.身体の測定や観察をして変化がないかを見ます。二.身体の苦痛、痛みを緩和できるように個別ケアを提供します。三.療養生活を送るうえでの心配事などの話を聞いて、心が軽くなるようにアドバイスをします。他にも医療面、生活面の両方の目線でしっかりサポートします。これからの超高齢社会を地域包括ケアシステムで乗り切れるかどうかは「訪問看護」が社会インフラとしてその機能強化が進められるかどうかに掛かっていると言っても過言ではないでしょう。かかりつけ看護師西勝康雲のかたちや虫の声に秋の気配が感じられます。でもまだ残暑は続きますので、日々の気候にあわせて体調を整えてください。英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2022年9月129号