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BloomLetter132

【コグニサイズ?認知症予防に、皆さまで体操を】コグニサイズとは、体を動かしながら脳トレに励み、機能訓練と認知予防を同時に行うものです。八重桜本店では、レッドコードを使用した手足の運動や座ってできる筋力トレーニング、漢字パズルやピラミッド計算など、様々な機能訓練や脳トレを行ってきました。本日は新しい試みとしてコグニサイズにチャレンジです。初回なので簡単なトレーニングをしてみました。足踏みしながら数を数え、三の倍数の時だけパンと手を叩くというものです。三十まで数えてみましたが、なかなか難しいご様子のご利用者さま。職員も挑戦してみましたが、どちらかに集中すると一方が疎かになりスムーズにはいきません。「あー、足忘れてた」など悪戦苦闘しながらなんとか最後までやり切りました。見ていると簡単そうに見えてもうまくはいかないもの。やりがいと効果を実感したので、これからまたいろいろと試していきたいと思います。【紅葉ドライブ?毎年恒例の景色を今年も】恒例行事である紅葉ドライブがいよいよスタート。告知段階からご利用者さまは口々に楽しみとおっしゃっていました。出発した車内には期待とわくわく感が漂います。目的地は東大寺の裏の大仏池。車窓を流れる景色に「色づきまでもう少しやね」「あそこはきれいに咲いている」と様々な声が溢れます。大仏池に到着すると、赤と黄、そして色付く前の緑が見事なコントラストを奏でる景色が。その美しさに皆さましばし見とれておられるご様子。記念撮影した時には、絶景をバックに満開の笑顔が咲き誇っていました。「来年もこの景色を・・その前に桜も見なきゃ」と、来春、来秋に思いをはせておられる様子に、来年もまた皆さまで見られるように頑張ろうと決意して帰途につきました。デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店要支援や要介護状態になっても、そして単身世帯になっても、できる限り住み慣れた自宅や地域で暮らし続けたいと思う高齢者はやはり大多数です。介護保険サービスの居宅サービスで訪問介護、訪問看護、通所介護サービスなどはよく知られているサービスだと思います。ただし、ご利用者さまの各々の要介護度に応じて支給限度額が設定されていて軽度の人ほど低くされています。更に自己負担費用が給付額の一割?三割と所得に応じて定められています。個々の残存能力や経済的事情やその他諸々のことで軽度の人ほど利用率が低いように思われます。やはり重度化予防のためには訪問サービスや通所サービス(デイサービス)を利用することが望まれます。しかしながら軽度の方は訪問や通所の回数には暗黙の制限があったり、生活援助等のプランは認められにくかったりします。平成二十四年度からスタートした「定期巡回随時対応型訪問介護看護」は定額で必要に応じて一日に複数回、短時間でも巡回してくれたり、医師の指示のもとに看護師の訪問も受けられたりできるサービスがあります。三六五日二十四時間対応ですから大変心強いと思います。ところが、これは要介護1以上の方向けのサービスで、要支援の方は利用できません。現実には要介護1、2の軽度者の利用が多いということなので、要支援にまでサービスが拡大されると重度化防止になるのではと思いますが、無理でしょうね。今後、公的介護保険サービスと保険外自費サービスの併用で日々の生活支援に穴のないように、そして費用対効果の高い組合せサービスが考案されたらいいと思います。在宅で暮らし続ける西勝康世情なにかとかまびすしくなる師走です。皆さま体調にお気をつけて、ゆったりとお過ごしください。英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2022年12月132号