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概要

BloomLetter133

こころの遊歩道(敬称を略します)俳句教室発表句赤いセーター一緒に行った東大寺片桐賀子若いころに、デートに行ったんでしょうか年の暮れ男女で競う紅白よ高木静江紅白歌合戦が楽しみですよ幼き日恋したあの子にセーターを西川愛子手編みのセーターが良いですねあれおかし去年のセーター入らない溝口ナミ子わたしもよくあります年の暮れ八重の庭にも春よ来い吉田章春が待ち遠しいですね雪こんこ重ね着セーター雪だるま津田千代子まんまるな雪だるまが思い浮かびますクリスマス孫の顔見るプレゼント小泉和男サンタじいじの登場ですねセーターの網目にたくす恋の糸清水善治冬の甘い恋の気持ちを糸にのせている様子が浮かびます初雪に手袋はめて雪だるま石倉信雄雪が降ったのが嬉しくて、外に遊びに出掛けた少年時代を思いだします社員投稿欄十年を過ぎて思うこと木下雄介皆さま、昨年はどんな一年でしたでしょうか?コロナ禍で色々な制限があり大変であったと思います。個人的には一年という期間はあっという間でした。皆さまはいかがでしたか?八重桜では毎月「桜塾」という職員の勉強会があります。毎月色々な議題に沿って勉強をさせていただいています。昨年最後の議題は「今年の反省と来年の抱負」を一人一人考えるというものでした。毎日の日々の中で皆さまへの対応はどうであったのか?もう少し出来ることはなかったのだろうか?皆さまからはいつも感謝の言葉を頂いたりしますが、その中でお仕事をさせていただき、私達はもっと皆さまに寄り添いながら、皆さまの幸せのためにさらに頑張っていきたいという思いは職員共通の目標でした。皆さま本当に一年間どうも有難うございました。そして今年もどうぞよろしくお願いいたします。八重の家通信28介護の仕事を始めて十年、八重桜では三年程夜勤専従の職員としてお世話になっています。経験が長くなるにつれ、技術面が向上したり経験則から危険を事前に察知できたりしますが、その一方でコミュニケーションにおいては人相手のためいつまでも難しいと感じることがあります。また、同僚に対しては仕事を教えることもあるので自身の知識や経験が役に立つのが嬉しく思います。人に何かを教えるということは難しいことですが、それが職員にだけでなくご利用者さまに対してもいい影響を与えるところもまた教えてよかったと思えることです。何か人の役に立てるのが介護という仕事の一番いいところだと思います。「介護とは人間らしい人生を送る手助けである」と研修で聞いたことがあります。自分は夜勤帯勤務なので特に怪我無く過ごせるよう安全に安眠できる環境を、と思い勤務にあたっています。「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ俵万智馳せ走るのひとりごと食の匠おせち料理のいわれ西勝康「数の子」は子宝と子孫繁栄、「田作り」は五穀豊穣を、そして「黒豆」は無病息災を願ったものというのは大方の人がご存知ですよね。余り知られていないのは、「たたきごぼう」は地中深くに根を張るので家族・家業がその土地にしっかり根を張って安泰にと願うもの。「栗きんとん」は金銀財宝を意味し、金運を願うもの。「伊達巻」は巻物(書物)に似た形から文化・学問・教養を持つことを願ったもの。「海老」はひげが長く腰が曲がっている様子から長寿を願ったもの、また脱皮をくり返すことから、出世を願ったものなど。おせちはお正月に最初に食べるものなので人々の様々な願いを込めているのですよね。日本人の文化度の高さがうかがえます。発行元株式会社八重桜〒630-8113奈良市法蓮町410番地の2