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概要

BloomLetter135

(敬称を略します)俳句教室発表句猿と犬鳥をお供にどこへゆく市川洋子鬼退治に行きましょう空強く力強きに紅梅よ林芳江空に伸びる梅が綺麗ですね節分の豆まきを見て犬喜び倉司壽代鬼さんとわんちゃん、楽しそうですねお水とり済んだらじきにぬくくなる川西楢一早く暖かくなってほしいですねひととせの逢瀬爛漫ひなまつり川井弘ぽっと頬が赤くなりますね土筆んぼ花のかんざし春ばかま津田千代子春を待ちわび、おめかししましょう御水取り足元てらすお松明石倉信雄壮大な様子を眺めている姿が想起されますねこころの遊歩道春風を以て人に接し秋霜を以て自ら慎む儒学者佐藤一斉社員投稿欄笑顔永島かおり八重桜平城館に入職して四年目を迎えました。今まで特別養護老人ホームで介護職員としての勤務経験があったので、介助に関してはそれほど不安はありませんでした。しかし、デイサービスとして働くことは初めて。特に多くのご利用者さまを楽しませるレクリエーションなんてことは経験したことがなく、「人前で何かするのが苦手な私が本当にできるのだろうか」入職当時は不安の毎日でした。楽しんでもらえるように頑張ってはいますが今でも不安であります。でもご利用者さまの笑顔を見ると、私自身も楽しくなってきて力が湧いてきます。「人の笑顔って素晴らしいものだなぁ」とつくづく思う日々であります。「笑う門には福来る」。笑顔は免疫力を上げるだけでなく、認知症予防にも効果があります。健康寿命を延ばして元気でいていただける様にこれからも頑張りたいと思います。そんなこんなで勤めることができているのは、職場の仲間がいるからではないかと思います。介護の仕事は一人でできるものではありません。皆さまの協力、助け合いがあってこそ成立する仕事です。そのおかげで私も日々楽しく仕事ができているのではないのでしょうか。仕事での疲れを癒してくれるのは、飼っている二匹の犬。毎日仕事から帰ってくると、「ワンワン」と鳴いて迎えてくれます。近所迷惑とは思っていますが、その鳴き声で私の顔は笑顔になります。平城館のご利用者さまが自然と笑顔になる職員になりたいと思います。八重の家の方は皆さま、毎日の生活の中でご自身のリズムがあり、日課をたてて生活されています。朝、新聞をポストまで取りに来られたり、血圧を測りに来られたり、コインランドリーへ洗濯をしに来られたりと、起床してからそれぞれのルーチンワークをこなしておられます。また、入浴の予約をし、予約した時間にお風呂に入られます。訪問販売も定期的にありますので、決められた時間にお買い物をしに来られます。こうしてみると、一日の生活をご自身のペースで出来るところと、決まった時間に行う事があります。これは脳への、とても良い刺激になっていると思います。時間を忘れないようにメモされたり、お部屋のカレンダーに記されたり。一日の流れを頭の中で組み立てながら生活されています。こうしたことが皆さまがいつもお元気で若々しくおられる秘訣なのかもしれませんね。馳せ走るのひとりごと食の匠ちらし寿司西勝康三月三日は「桃の節句」です。この日に食べるものの一つに「ちらし寿司」があります。なぜ、ひな祭りにはちらし寿司を食べるのでしょうか。そもそも、日本ではお祝いごとにはお寿司を食べる習慣がありました。「寿司」は「寿」を「司る」という漢字を用います。そこから、おめでたい時に食されるようになりました。中でもちらし寿司は見た目も華やかで豪華にみえるので、女の子の健やかな成長を願うひな祭りにはぴったりということで一般的になったようです。寿し屋さんは年末には正月用の鯖の棒寿司、二月の節分には恵方巻寿司、三月のひな祭りにはちらし寿司と商売の売り上げアップの機会が毎月のようにありますが、これで当分は落ち着いた日々が戻ります。お疲れさまでした。八重の家通信30日常の風景発行元株式会社八重桜〒630-8113奈良市法蓮町410番地の2