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BloomLetter136

(敬称を略します)俳句教室発表句スニーカーで登る坂道桜見る磯野弘子春の陽気につられてルンルンですねやはい川土手の花見を夜桜で平松宏上から見た桜も格別ですねひまなつりお飾り終えて白酒を大城聖三一仕事終えてからのお酒はなぜあんなに美味しいのでしょうかあぁ見たい造幣局の八重桜吉田康子造幣局の桜は種類がありすぎですね京に比し重き桜の奈良吉野田中巽歴史の深い奈良の桜、ロマンがありますね親離れ巣立ち鳥に幸あれと窪田安子旅立ちの季節、子を思う気持ちは皆一緒ですね吉野山蔵王権現仁王立村ち上陸代堂々と佇んでいる立派な様子が想起されますねこころの遊歩道時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力をたくわえている。たくわえられた力がなければ時が来ても成就しないであろう。松下幸之助社員投稿欄怒らず、恐れず、悲しまず三好千晴趣味で合気道を習っています。合気道は優劣を競うのではなく、指導者の方や稽古仲間に受け手になっていただき相手と調和しながら自分の技を磨いていく、試合のない武道です。その為「相手に負ける」ということはないのですが、時々「自分の心」という壁を自分で作ってしまうことがあります。それは、技を覚えられない自分への憤りであったり、うまくできる人への羨みであったり、もう一歩先に進むことへの恐れであったり。実は自分の心と向き合うことがたくさんあるのです。合気道と関わりが深い日本の実業家中村天風氏が残した言葉に「今日一日、怒(いか)らず、恐れず、悲しまず」という一文から始まる誓詞があります。「怒り、恐れ、悲しみ」は人生ですべきではない三忽(さんこつ)と言われ、マイナス思考の親玉となるものです。この三忽とさよならすることでプラス志向になって良い方向に向かう、ということだそうです。実際にはなかなか難しいことですが、それは合気道に限らず実生活にも結び付くのではないでしょうか。例えば日々の業務の中で、自信を無くすこと落ち込むことは誰にでもあると思います。ですが、自分の心の持ちよう一つで「明日もがんばろう」と前向きな気持ちでまた進んでいける、挑戦していくことができる。そう思うだけで少し心が軽くなるような気がします。さて、天風氏の誓詞ですが、冒頭の一文のあとはこんな言葉が続いていきます。「正直、親切、愉快に」「力と勇気と信念を持って」。三年以上に及ぶコロナ禍、止まらない物価高、愛しい我が子の反抗期…、人生色々な事が起こりますが、これからも明るい気持ちをなくさずに仕事も家庭も趣味もがんばっていこうと思っています。三月十日に、特別イベント「麗日のヴァイオリン演奏会」のために奈良女子大学管弦楽団の皆さまが来館されました♪演奏していただいたのは、「愛の挨拶」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「故郷」の三曲。この日登場してくれたのは一回生、二回生でした。コロナ禍で聴衆の前で演奏することも少なかったこともあり、久しぶりのステージで緊張されていたようですが、一生懸命のパフォーマンスがとても素敵でした。馳せ走るのひとりごと食の匠花見弁当西勝康今年の桜の開花は例年よりもかなり早目だったようです。花見といえば樹の下での宴会が日本の風物詩です。今年はコロナ禍も収まりをみせているなか、各地で四年ぶりに開催されています。とにかく良かったですね。ところでお花見という行事が本格的に定着したのは江戸時代からだそうです。八代将軍吉宗が江戸の川堤などに数千本の桜を植えて庶民のお花見を奨励。このころから桜の下でお弁当を食べながらお花見を楽しむようになったそうです。その弁当の献立のなかでも人気料理は色彩のきれいな卵焼きだったらしく、現代とあまりかわらないのは驚きですね。八重の家通信31麗日のヴァイオリン演奏会発行元株式会社八重桜〒630-8113奈良市法蓮町410番地の2