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【俳句教室】季語を使って、彩を作る。俳句は日本人が古来より積み重ねてきた美しい文化です。ご利用者さまで季語の辞典である歳時記を持っておられる方も多く、俳句はとても人気のあるレクリエーションの一つです。テーマを発表するとすぐに皆さま思い思いの発句に取り組んでおられました。今回のお題は春にちなんだもの。八重桜もテーマの一つです。取り組まれている句を観ていると、やはり皆さま桜にちなんだ句を多く読まれているご様子。職員も間に入って書き始めるも「ここの文法おかしい」「これ五・七・五のリズムになってない」などと訂正される始末。皆さまたちの俳句の腕前に改めて気づかされるとともに、そのすごさに驚嘆したのでした。【良い歯の日】八〇二〇運動を始めとして、最近歯の健康が身体の健康に繋がる事が証明されています。良い歯の日である四月十八日に、本店では歯にまつわるレクリエーションを行いました。歯科衛生士の資格を取得している職員が担当ということで、始まる前から皆さまワクワクされておられました。最初に歯に関するクイズを六問出題して皆さまに答えていただきました。世間で言われている常識もあれば新たに知った知識もあり、ご利用者さま・職員共に有意義なクイズになりました。クイズの後は、ブラッシング指導の時間です。正しい歯の磨き方を教わり、実際に磨くのを試されていたご利用者さまからは感嘆のお声があがっていました。毎日の食事や生活に欠かせない歯。学んだ事を活かして、生涯健康で過ごしていただけたら幸いです。デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店先月号では低料金の有料老人ホームが今後も増えるかどうかは疑問であると言いました。従って可能な限り在宅で暮らし続ける努力が必要になります。そのためには要支援・要介護の現状を少なくとも維持しなければなりません。そしてその方法も科学的に効果が立証されているものが幾種もあります。只、その情報にアクセスすることは高齢者の方々にとっては簡単ではありません。一人では現状維持は出来ないということです。そこで身体のこと、精神的なこと、生活面のことなど心配ごとを相談できる、身近な専門家が必要です。その適任者は看護師です。医療と生活の両方に詳しいスペシャリストはというと、それはケアスタッフの中では看護師なのです。介護保険制度では訪問看護というサービスがあります。週に一度くらい自宅に来てもらって日頃から体調をはじめ生活状態を観察してもらうことで、変調に早めに気付いてもらうようにすることで急激な身体能力の減退を予防することができ、自宅での生活能力を維持することに役立ちます。更に機嫌よく長生きするためには、ひととの交流も絶対必要です。近くの高齢者サロンなどに出掛けて楽しい時間を持ち、友達をつくることで日々の生活にはりを作ることも在宅生活継続能力維持に不可欠なのです。残された老後資金の目減りを少なくするために、自宅で暮らせる間は介護サービス、中でも訪問看護サービスを上手に使うことをお奨めします。八重桜訪問看護ステーションぷらすでは「早めの介入」といって軽度の内からご一緒に生活を整えることをすすめています。これからの終の棲家2西勝康樹々が葉を繁らせる五月の里山は心を躍らせます。人の流れも活発になりますので、こまめな消毒とうがいは引き続き心がけてください。英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2023年5月137号