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【奈良交通お笑い演芸同好会】コント、漫才、歌ネタ、落語、世の中には様々なお笑いが溢れています。この日は奈良交通お笑い演芸同好会に来ていただき、一席披露していただきました。まずは副会長、ピストン小林さんによる歌ネタコント。看護師のコスプレをした小林さんが懐かしの歌に合わせて皆さまを診察に周ります。「あなたは健康そのもの」「あなたも大丈夫」「あなたは大変、おめでた九か月です」その一言に周りは爆笑の嵐に。会場が温まったところで会長さんによる落語へ。「怖い話」で始まったオチが「子は良い話」で終わるなど、分かりやすくかつ、くすっと笑える話芸はお見事でした。ご利用者さまの皆さまもじっくり聞いておられ、ときにクスリとされ、思い思いに楽しんでおられました。日頃、職員もマイクを持つ機会があります。しかし、やはりプロの技は一味違うと思わせてくれたお二人に心から拍手を送りたいです。【夏祭り】八重桜のイベントの中でも飛び切りの大イベント、今年はコロナによる制限が無いので盛りだくさんなプログラムで進めました。入口の風鈴にフロアの提灯や紅白幕、普段と違う色鮮やかな姿の職員。まず目から祭りの雰囲気を楽しんでいただくよう企画しました。ゲームコーナーは金魚すくい、ピンボール、射的、ストラックアウトと種類豊富、全て職員の手作りゲームです。ワイワイと楽しまれる様子を、制作した職員も笑顔で見守っていました。お昼ご飯はから揚げにお好み焼きにおでんなどの屋台メニューで、「ビール飲みたい」との声もちらほら聞こえていました。午後はいよいよ恒例の大抽選会で、目玉商品の一等と三等が最後まで出ない事態に。今年は残り物に福が宿る結果になりました。ゲストを迎えた盆踊りでは、歩ける方は職員の傍で、車いすの方は職員が押しながら皆さまで輪になって楽しく踊りました。職員が櫓の上から生歌を披露するサプライズもあり、会場が文字通り一つになって、よき大団円となりました。デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店多くの高齢者は最期まで自宅で暮らしたいと考えています。しかし要介護の状況次第では老人ホームの入居を検討せざるを得ない場合があります。老人ホームへの入居理由に二つのパターンがあります。ご家族と同居されている場合、その同居される介護者が心身の限界を感じたというケース。例えば「親が一人でトイレに行けなくなる」という状態が入居を検討するポイントの一つです。今の介護者は世代・性別を問わず仕事をもっている方が多く、仕事と介護の両立ができなくなり介護施設を検討することになります。しかし居宅サービスの訪問介護・看護、ディサービスを組み合わせて仕事から帰宅するまでみてもらうことが出来たら在宅が可能になるでしょう。只し前提は重い認知症を患っていないということです。脳疾患などの病気がきっかけで身体に麻痺が残って動きづらくなっても意思の疎通ができ介護者の手を借りることが出来ればトイレなどの失敗もないでしょう。もう一つのケースはシンプルに「一人暮しが難しくなった」というケースです。例えば、外出したけれど一人で帰って来られなくなったり、火の不始末等の認知症の周辺症状が現れたりすると一人では生活することが不可能になります。身体機能の障碍は介護保険サービスを上手に使って在宅生活を維持することが可能なことも多くあります。認知症が進んでしまうとそれが困難になってしまいます。ですからいつまでも自宅で暮らしたければまず認知症にならないよう予防することです。「私はまだまだ大丈夫」と思う人も転ばぬ先の杖と考えて積極的に予防プログラムに参加されることをおすすめします。お問い合わせくださればご説明致します。在宅で長く暮らすには西勝康暑さ寒さも彼岸までと言いますが、まだしばらくは残暑が続きそうです。台風による荒天にもお気をつけください。英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2023年9月141号