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概要

BloomLetter141

(敬称を略します)俳句教室発表句台風よ何処から来るのやめてくれ森田美巴子心からの叫び、共感しかないです台風やテレビの中の風強し磯野弘子テレビの映像を見るたびに天災は怖いなと思います今日はいやな日敬老の日岩崎則子いつまでもお若いですね山みどり今の幸せ敬老の日よ山口計子今年も敬わせてもらいます秋彼岸参れぬ墓に詫びの手を津田千代子行きたいけど行けない想いが響きますれんこんが秋の味覚を決めている清水善治美味しいレンコンを食べて秋をスタートしたいものですこころの遊歩道水よく船をうかべ、水よく船を覆す。ただこのことを、よく心得られよ。徳川家康社員投稿欄笑顔紺谷友幸僕は奈良に来て約十二年、介護職になって約十二年になります。最初の二、三年は生活と仕事に追われる毎日で、食べることが唯一の楽しみでした。その後は友達もでき、趣味の釣りやドライブも行けるようになり、今では生活や仕事にも少し余裕が出てきたような気がします。その余裕を仕事に活かしていけたらいいなと思っております。はじめはあれもこれもしなければいけないと思い込み、スピード重視の仕事になりがちでした。自分自身に余裕が持てるようになってからは、介助は協力的にサポートをすることに重点をおくようになりました。介助時間が増えるのかなと思っていましたが同じ時間できれいな介助ができるようになりました。お互いに息が合うコツを掴むとお互いどんどんできることが増えていきました。「ありがとう」の声をもらえると一日中、「笑顔」で働けるようになりました。特殊なことはできませんが、ご利用者さまを和やかに、笑顔にしていけるよう、これからも頑張っていきたいと思います。カフェでは、週替わりの献立で、お食事を提供させていただきます。介護食士の資格を持っている森村さんが、高齢者の皆さまが安心して召し上がっていただけるように工夫しています。例えば、ゴボウを使って料理をする場合には、圧力鍋でゴボウを柔らかくして調理しています。食されたご利用者さまからは、「ゴボウが柔らかくて、美味しく食べられてよかったわ。」と好評です。また、パプリカと牛肉の炒め物の場合、パプリカの硬い皮をバーナーであぶってから調理するなど、一手間を加えてからの提供です。人気があるのは、天ぷら盛り合わせ。揚げたての天ぷらを召し上がっていただきました。「家では、なかなか面倒でできやしない。まして、揚げたてを食べるなんてお店に行った時以来だわ。今日もとても美味しくいただきました。ごちそうさま。」手作りのデザートも好評です。「今日のわらび餅、トロトロで美味しかった。どうやって作ったの?」「お豆腐のプリンは、どうやって作ったらできるの?作り方を教えてもらえないかしら?」作り方のレシピのプリントをお土産にして、カフェを後にされています。認知症予防作業療法効果の実感2藤村俊城前回に続き、認知症予防特別プログラムの反響のお声をご紹介します。八十代と九十代の男性の奥様「毎晩眠らずごそごそしていたけど、夜に眠ってくれるようになった」「日中寝てばかりだったけど、昼寝くらいで起きているようになった」九十代女性の娘様「自宅ではいつもボーっと座っていたが、顔色が良くなり本や雑誌を読むようにもなった」八十代女性の娘様「十年以上趣味の俳句を作っていなかったけど再開した」七十代女性本人「工作が好きだったけど、脳梗塞を機にやらなくなった。でもここに来るようになってまたやってみようと再開した」作業療法では上手下手は関係なく「している・していない」を大事にしており、認知症作業療法において生活の中で本人に意欲が戻ることは嬉しいことです。残りのお声は次回に。八重の家通信36カフェ八重の家認知症予防あれこれ5発行元株式会社八重桜〒630-8113奈良市法蓮町410番地の2