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【古都琴】お琴の音色は日本人の心に響くもの。本日はボランティアの方に来ていただき、大正琴を演奏していただきながら皆さまで歌を歌いました。秋を感じる三曲からはじまり、皆さまがよく知る歌謡曲の演奏へ。「高原列車は行く」「瀬戸の花嫁」と普段のカラオケレクリエーションで良く歌われる曲が続くと、皆さま楽しそうに口ずさまれます。歌声は大正琴の音色と響き合って楽し気にフロアに広がっていました。歌の前にはそれぞれの曲の意味や情景の説明があり、曲の合間には大正琴に関するクイズも。名前の通りに大正時代に誕生したこと、タイプライターを参考に名古屋市で誕生したことなど様々な情報が出るたびに皆さまからは感嘆の声が上がり、大正琴の魅力の深さに興味を示されていました。ご利用者さまからは次回の開催を希望する声も多数挙がっていたので、また来ていただければと思います。【敬老会】八重桜にとって大事なイベントである敬老会。今年も皆さまに感謝を込めてお祝いさせていただきました。お祝いの年齢に該当しているご利用者さまには事前に色紙に手形を押していただき、その色紙にお名前と該当する長寿祝いを書いてお渡ししました。今年は緑寿一名、喜寿一名、傘寿一名、米寿一名、卒寿七名、白寿三名、そして百五賀一名と本当にたくさんのご利用者さまが記念すべき日を迎えられました。色紙贈呈の後は職員一人ずつが皆さまにお祝いの言葉を述べました。中にはうれし泣きをされるご利用者さまもおられ、皆さま無事にこの日を迎えられたことをうれしく感じます。最後にプレゼントを全ご利用者さまにお配りし、紅白饅頭のおやつを召し上がっていただきました。八重桜ご利用の皆さまは元気いっぱいの方が多く、年齢を感じさせない方もたくさんおられます。このまま益々お元気に過ごしていただけるよう願うばかりです。デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店介護保険法は基本的に三年毎に介護報酬の改定に合わせて見直しがされています。過去における改定のなかで二〇一二年度に新たなサービスとして定期巡回随時型訪問介護看護と看護小規模多機能型居宅介護が創設されましたが、それ以来の大きな変化になると思われる新複合サービスが始まることが決まりました。訪問介護と通所介護の両サービスが一体的に提供されるということです。つまりデイサービスの介護職員が自宅に出向いてサービスを提供することができるということになります。詳細についてはまだ決まっていませんが、介護サービス費については包括月額制になり、現在の小規模多機能型居宅介護等と同様になる予定です。更に利用方法もデイサービスの利用時間も柔軟になるでしょう。わかりやすく言うと帰りたい時間を自由に決められるかもということです、只し送迎の対応が必要ですが。またデイの予定をキャンセルした場合に訪問サービスに切り変えることもできます。ご利用者さまにとっては非常に使い易いサービスになると思われます。この新複合サービスは既に通所事業を行っている事業者は参入しやすいでしょう。しかし通所事業所の面積基準は一人につき三平方メートルという決まりがあり簡単に定員を増やすことはできないので、どの程度の定員枠が空いているかによって新規受け入れ数も制限されることになると思われます。そもそもこの新サービスの発想は訪問介護の人材不足に端を発しています。ヘルパーさんの求人倍率十五倍という異常な状況に対して、デイサービスの職員が訪問できるようにすることで緩和したいという思惑もあるように見えます。一回では伝え切れない内容なので次回もこのテーマでお話したいと思います。二〇二四年度介護保険法改正1西勝康十月の節気は寒露と霜降。朝夕めっきりと冷え込む季節です。体温調節に気を付けてください。英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2023年10月142号