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BloomLetter143

【運動会】秋と言えばスポーツの秋。今年も八重桜運動会の季節がやってきました。今年は通所チームとロングステイチームが白組赤組に分かれて、全員本気の運動会になりました。まずは全員でお玉リレーを。お玉を使って隣の人にボールを渡していきますが、落としたり持ったままの方がいたりとハプニング続出。壮絶なデッドヒートの末軍配は白組に。第二競技の玉入れは三回戦行います。こちらも接戦になり、両チームで六十個以上入れるという白熱した試合はまたしても白チームに軍配が。本気で悔しがる赤組を横目に、白組は連勝に歓喜の声を上げていました。第三競技の職員による障害物競走では、五回戦を四勝一敗で赤組が勝利しました。ラストの綱引きも白熱し、勢い余って綱ごと引きずられる職員も。皆さま笑顔のまま終わった運動会はトータルポイントで白組の勝ちに終わりました。【アルペッジオ】秋の調べに懐かしの曲を、本日のレクリエーションはアルペッジオさんによる演奏会を行いました。ピアノ四台とドラムの編成で懐かしの歌謡曲を演奏していただくと、ご利用者さま、職員双方より感嘆の声が。「上を向いて歩こう」から始まり、ご利用者さまが懐かしむ音楽が続きます。途中途中では音に合わせて皆さまで歌うコーナーもあり、ご利用者さま皆さま楽し気に口ずさんでおられる様子も。何曲目かのハンドベルによる演奏は、音が重なり合うハーモニーが耳に心地よく、よく聞く曲でも新たな一面を見た感じがありました。八重桜本店はカラオケや音楽好きなご利用者さまが多く、歌のボランティアさんも多数来ていただいております。その中でも今回はいつもと趣向が違ってまた新たな音楽の魅力を見せていただきました。デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店「通所&訪問」新サービスの創設が来年度に予定されています。制度詳細の公表はまだありませんが制度設計を巡ってはさまざまな論点があります。1報酬体系2専属ケアマネージャーの配置の有無3定員数4ヘルパー資格の要否5人員配置1報酬体系については包括月額制になるようですが、そうすることでご利用者さまに対しては柔軟で臨機応変なサービス提供が可能になります。一方、事業者に対しては既存の訪問と通所サービスを個別に提供するよりメリットが見込める点数、加算を設定する必要があります。そうすれば参入促進につながるでしょう。2専属ケアマネージャの配置の有無は小規模多機能型居宅介護の伸び悩みの原因でもあるので、外部のケアマネージャーで可とすべきでしょう。3定員数については非常に重要な点だと思います。小規模多機能型居宅介護のように定員、登録者(契約者)の双方を限定するのか?もしくは一般のデイサービスのように定員数だけを決めるのか?定員数は採算性に大きく関わってきます。事業者にメリットがなければ参入は進みません。4ヘルパー資格の要否について、そもそも訪問介護従事者は初任者研修修了者以上である必要があります。ただコロナ禍において特例として通所の利用を制限せざるを得ないご利用者さまに対して無資格の通所従業員でも訪問サービスが許されたこともあって、複合サービスの訪問は資格を問われないかも知れません。しかし既存の訪問事業との整合性は問われることになります。5人員の配置基準については人員の増員やオペレーションが必要になる可能性が高い。普及には負担の少ない基準の設定が求められます。この新サービスを始める以上、ご利用者さまにとっても事業者にとっても「利」がなければ充分な成果は期待できないことを念頭に置いて必ず成功させなければならないと思います。即ち、背水の陣の覚悟を持って制度設計にあたっていただきたいものです。二〇二四年度介護保険法改正2西勝康ご利用者さまのおかげで、毎月Unicef(ユニセフ)へ寄付をさせていただいています。9月の寄付額33,500円累計金額99,500円十一月は霜降月、冬が始まります。寒暖差は体の不調を招きますので、服装を工夫しましょう。英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2023年11月143号