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BloomLetter144

【リーベのドッグセラピー】本店の大人気イベントが今月もやってきました。ドッグセラピーリーベさんにご協力いただき、かわいい犬たちがフロアを所狭しと駆け回ります。ご利用者さまはそんな姿を「可愛い」「癒される」と目をハートにされながら眺めていらっしゃいます。恒例のふれあいコーナーでは順番に回ってくる犬たちを抱っこしたりお腹を撫でたり、思い思いに交流されていました。撫でられたワンコも嫌な顔をせず、ご満悦な様子で気持ちよさそうにお腹を見せていました。そんな姿にまたかわいい!とフロアが沸き、和気あいあいと楽しい交流の時間は過ぎていきます。犬たちの帰る時には、ご利用者さまだけでなく職員もみな名残惜しそうに見送ったのでした。動物セラピーが流行している昨今ですが、特に犬の効果はすさまじいものがあると感じています。ご利用者さまの笑顔と癒しに、また次回も企画できればうれしいです。【紅葉ドライブ】こちらも恒例の、秋の紅葉ドライブがスタートしました。気温が十度を下回ると色づくと言われますが、今年は例年にも増して残暑が厳しく紅葉が色付いているかが不安でした。コースは、奈良公園の周りをぐるりとまわり、一番の見どころの浮御堂に立ち寄るコースです。車内では期待にわくわくされた皆さまのお話が弾み、いい雰囲気で目的地へ。さて結果は。一面紅色とはいきませんでしたが、青と紅の混じるきれいな光景が目の前に。これはこれで趣があり、ご利用者さまも大変喜ばれていました。記念撮影も皆さまいい顔で写られ、初日としては良いスタートを切れたと思います。記念撮影の合間にはかわいいお客さん(鹿)もひょっこりと現れ、皆さまほっこりとされておられました。二十日から一週間の予定でスタートした今回のドライブ。後に行かれる皆さまがどんな景色を見られるのか楽しみです。デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店介護保険制度が二〇〇〇年に導入され、高齢社会の到来を見越した動きが高まり、互助の重要性が国として認識され始めました。介護保険制度はまさに共助の仕組みです。高齢者の増加に伴って介護費用が増大し、公助や共助によるサービスの給付が困難になります。そのため、地域包括ケアの提供については益々自助と互助を求められている。従って近年では、「互助」という概念は地域包括ケアの枠組みでは多く使用されています。このように互助の重要性は言われつつも、どのように互助の取り組みを拡充していくかは明らかにされていません。今まではかつての日本のどこにでも見かけられた助け合いの知恵や仕組みが都市化と個人主義の浸透により希薄になってしまった。一旦崩れた互助の仕組みの復活を、団塊の世代を筆頭に戦後教育を受けて育った今の日本人に期待しても地域包括ケアシステムは充分に機能するでしょうか。私には甚だ疑問に思えてなりません。助け合いの精神は大切であるし尊いものであることを否定するものではありません。ただ社会問題の解決法としてそれに淡い期待を持つと、その時が来た時に大変なことになるということです。私が提案する互助の「カタチ」とは、民間の介護事業者が出来る範囲で一定の資金を拠出して地域の問題の解決に役立てるというのはどうかというものです。例えば私たちが既に実現している高齢者の足になる介護タクシーの割引きや、高齢者サロンの運営資金の補助等です。介護サービス事業などはまさにソーシャルな仕事であり新しい互助の「カタチ」として「企業対支援を求める人」の構図もありかと考えます。地域包括ケアシステムと互助西勝康ご利用者さまのおかげで、毎月Unicef(ユニセフ)へ寄付をさせていただいています。10月の寄付額29,500円累計金額129,000円厚い雲が空を覆い、冬の気配が深まります。寒い夜に布団の中の暖房器具はありがたいものですが、低温やけどにはお気を付けください。英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2023年12月144号