ブックタイトルBloomLetter144

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概要

BloomLetter144

【季節の工作づくり】暑い夏も終わり、急に秋がやってきました。押熊館の近くのお家にも鈴なりに柿がなっています。今月の季節の工作は味覚狩りとして、柱を木に見立てて柿の収穫をして、その柿をつるし柿にしてみました。ご利用者さまには柿を作るところからお手伝いしていただいたのですが、一つ一つ丁寧に色紙に包んで作ってくださいました。大小異なる柿がたくさん出来てくると、参加していなかった人も少しやってみようと一つだけ挑戦してくださいました。ご本人は出来栄えに納得がいかないご様子でしたが、周りの方々が褒めてくださると嬉しそうに顔を赤らめていらっしゃいました。職員の中には干し柿作りの経験がない者もおり、どんなふうに柿をひもに付けようかとご利用者さまに教えていただきながらたくさんの吊るし柿ができました。【紅葉ドライブ】今年は十一月に入っても暖かい日がありましたが、一気に冷え込んできました。この気温差に、昼間に暑いとおっしゃっていた方も夜は急に寒くなり服装も冬の装いになっていらっしゃいます。今年も皆さまが楽しみにされている紅葉ドライブです。普段日光浴をかねて施設の庭に出ることはありますが、ドライブ外出では車窓の景色を興味深そうにきょろきょろとご覧になっていました。春に桜のお花見に行った公園だったので、見たことがあるとおっしゃってくださる方もいてまた次のお花見も楽しみやわとお話をしていらっしゃいました。紅葉を見に行くと少し葉が落ちてしまっている木もあり「落ちずに色付いていたらもっと良かったのに」とお話をしながら見てらっしゃいました。短い時間でしたが、外に出てお日さんを浴びて楽しかったとおっしゃってくださいました。デイサービス八重桜デイサービス八重桜朱雀朱雀デイサービス八重桜デイサービス八重桜押熊押熊【紅葉ドライブ】秋晴れの天気の良い日に皆さまに景色を楽しんでいただきたく、紅葉ドライブに出掛けました。皆さま、行く前からとてもワクワクされて待ちどうしい気持ちだったようで、車の中でも笑顔で会話が弾みました。目的地の場所に到着すると紅葉だけではなく、イチョウやカエデ等が綺麗に色づいて素敵な景色が広がっていました。赤や黄色に綺麗に色づいた木々をご覧になり「綺麗やな。来れてよかった。また来たいな。」と皆さまは感激されたご様子でした。また、紅葉にまつわる思い出に話を弾ませておられました。帰ってからも「行けて良い景色を観られて、肌で感じることができて良かった。」と喜んでいただき、とても良い企画になりました。皆さまの素敵な笑顔と楽しそうな笑い声に包まれた良い一日になりました。【じごくのそうべえ】本日のレクリエーションは新たな取り組みとしまして、人形劇の「じごくのそうべえ」を上演しました。作品の内容は…綱渡りの最中に、綱から落ちてしまったそうべえ。気がつくと、そこは地獄。火の車に乗せられ、山伏のふっかい、歯抜き師のしかい、医者のちくあんと三途の川を渡ってえんま大王の元へ。四人はふんにょう地獄や、針の山、熱湯の釜に投げ込まれ、人を食べる人呑鬼に飲み込まれます。そうべえたちははたして生き返ることができるのかというお話です。職員が手作りの人形を制作し、力を合わせてご利用者さまに披露させていただきました。ご利用者さまは食い入るように観ておられて、人形劇の懐かしさを観て感じていただきました。終った後には、「とても良かった。感動した。」と声が挙がり、拍手が鳴りやまない状況で、職員は皆さまに披露できてとても良かったという気持ちになりました。これからも、ご利用者さま方に懐かしさや良き思い出を贈れるようにレクリエーションを企画していきたいと思います。Bloom Letterブルームレター