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【ひな祭り】三月三日は桃の節句、ひな祭りです。女児の健康と成長を祝うこの日。本店ではご利用者さまの健康祈願をこめてイベントを行いました。前日までに皆さまに製作していただいた雛人形を飾り、雰囲気たっぷりになったフロア。イベントの最初はひな祭りの歌を皆さまで歌って気分をあげていきます。歌が終わればメインの写真撮影に。スタッフ手作りのお内裏様とお雛様のお面を用意し、男女ペアになってはいチーズ。皆さまどこか少し気恥しそうにされながら写真に納まります。後半からはスタッフも加わり、慣れて来られたのか皆さまの笑顔も増えていきます。終わるころにはカメラの中は皆さまのいいお顔でいっぱいになっていました。八重桜本店の素敵なお内裏様とお雛様。来年もぜひ元気にイベントを行えますようにと願います。【春彼岸、春分の日】日に日に陽射しも暖かくなり、と思えばまた寒の戻りも感じる三月下旬。この日は春分の日ということで、レクリエーションの時間は春分の日クイズを行いました。まだ寒いのになぜ春分?この祝日だけの特徴は?などのクイズに皆さま真剣に考えて回答されます。さすがに皆さま経験や知識豊富。難問に思えた問題もすいすいと正解されていました。クイズに続いて春をテーマに連想ゲームを。春と言えば、と問うと、桜、入学式、お花見、ふきのとう、筍など思い思いに答えが。中には出会いと別れなんて答えも。お答えを元に経験談などもお話していただきましたが、皆さま懐かしい思い出や青春、苦労話など話が尽きず、時間いっぱいまで盛り上がっていました。春分の日は五穀豊穣の祈りや祝いの日でもあります。あと十日ほどで新年度になり春がやってきますが、八重桜には今年も皆さまの笑顔と楽しみが豊富に実るようにスタッフ一同頑張っていきます。デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店ご利用者さまのおかげで、毎月Unicef(ユニセフ)へ寄付をさせていただいています。3月の寄付額34,500円累計金額253,000円春や春、桜花爛漫の季節になりました。三年に一度介護保険制度は見直しされることになっています。今年もその年に当たっていて四月より二〇二四年度の改正のもと始まります。要支援・要介護高齢者の人口は増加を続けていて介護サービスを受ける人も当然増加しています。そこで平成二十九年度から要支援の人たちを公的介護保険制度から切り離して、各市町村が「介護予防・日常生活支援総合事業」を始めることになりました。これは「地域包括システム」を二〇二五年までに構築するという、できる限り住み慣れた地域で自宅での生活を続けられるように「医療・介護・介護予防・生活支援・住まい」の五つのサービスを一体的に受けられるような体制を作っていくということですが、この五つの中の介護予防と生活支援の対策がこの総合事業になります。奈良市においてもこの総合事業が始まっています。自治体が主体となって従来の訪問介護・通所介護相当のサービスに加えて多様なサービスを創造することが期待されていますが、現在のところ全国を見廻しても現行の訪問介護・通所介護を要支援の人たちに利用してもらっている自治体が大半のようです。さて今回の介護保険制度の見直しでは先送りされましたが「要介護1・2の保険外し」が議論された経緯があります。増え続ける介護報酬が問題視されているのです。要介護1・2が介護保険から外れて総合事業に組み入れられると、設定されている介護サービスの利用の支給上限額も自治体によっては変わるかも知れません。そうなると利用者の受けられるサービスが削られたり介護事業者の収入が減ることも想定されます。介護費用の削減ありきの施策では軽度の利用者の自立が遠のいたり、安全な生活も危険にさらされたりする可能性があります。「要介護1・2の保険外し」は回避してもらいたいですね。介護保険制度の見直し西勝康英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2024年4月148号