ブックタイトルBloom Letter 2020年11月108号

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概要

Bloom Letter 2020年11月108号

俳句教室発表句(敬称を略します)新酒のできるころのんべいの夫を偲んで飲む私森岡栄子ご主人を思い出す一人酒はちょっぴり辛いですかねもみじ狩り山から山へ一目散岡みよ子山歩きをしているのでしょう、心ウキウキですねよい香りゆげと一緒に松茸ごはん古仲はつ江古仲さんのごはんおふくろの味で美味しそうですね秋風にひらひら落ちるイチョウ葉大城聖三黄葉が舞い散る姿そろそろ冬まじかですね松茸やいつ食べたかなわからない大北榮二松茸が本当に高価過ぎますね紅葉狩り今年も皆で行きたいな木村功之皆で行く紅葉狩りはとても楽しいですね柿の実をカラスが上手に食べている野崎絹子カラスも本当に美味しい柿を知っていますね満月にうさぎの影が二つある清水成子満月にうさぎに似たような影を見つけると、思わず見入ってしまいますね萩の花咲くころ母を思い出し丸谷正子親子の思いは、いつまでも心に残りますね社員投稿欄「一期一会」三宅三貴子こんにちは、平城館勤務の三宅です。私の介護経験は、大学生の頃に祖母の入院の付き添いからなのかな?と思います。まだ介護保険もなく、「付き添いさん」という方を患者さんが雇っていた時代です。一泊で交替する祖母の付き添いとして、母や叔母たちの中に孫の私も入っていました。祖母は歩行器を使用してトイレやリハビリルームへ行く以外はベッドで横になっていましたし、食事も自分で食べることが出来たので、特別何かしないといけないわけではなく、何よりも大好きな祖母だったので週一の病院での付き添いは苦には思いませんでした。夜中に何度か祖母が「ベッドの下に犬のチビがいてるから出したって」 「病院やのに犬なんかいてないって」と言いあったこともいい思い出です。そんな付き添いが三年ほど続き、私の結婚・出産・子育てがあり付き添いは行けなくなってお見舞いになり、ほどなくしてから祖母は亡くなりました。その後、一人暮らしの叔母の家に週一ヘルパーに行き、母の介護を経てヘルパー二級の資格を取りました。八重桜で仕事をしてからいろんな方と出会いました。一期一会、出会いを大事に何かお手伝いさせていただきたい、いつまでもお顔を見ていたいと思っています。月・水・金曜日は、デイサービスの日です。デイサービスの利用頻度等は介護保険の適用によって一人ひとり異なりますので、週に一回の方もいれば数回利用の方もいらっしゃいます。ところでこの塗り絵の色合い、素敵だと思いませんか。自然と心が躍りだすようなポップで可愛らしいこの作品は、八重の家にご入居の廣川菊代様がデイサービスの利用時に完成させたものです。早速、インスタグラム(SNSのツールの一つです)に載せたところ、なんとスペインの方から「いいね!」のメッセージが届きました。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の普及と発展によって世界が身近なものとなり、情報の共有が可能となりました。(前号で記しましたが、先月よりインスタグラムを開設しております。)その効果的活用として福祉先進国の方々とつながり、ケアの取り組み等の情報を得ることを目的の一つとしています。そのために英文も併記しており、その担当を認知症予防ケア研究会の企画・広報の安野涼子が担当しています。SNSというツールを通じて世界の誰かとつながり、心を寄せ合うことができる、この時代ならではの試みを継続して発信していきたいと思います。八重の家通信6認知症予防ケア研究会西裕聖子安野涼子塗り絵発行元株式会社八重桜〒630-8113奈良市法蓮町410番地の2