ブックタイトルBloomLetter116

ページ
1/4

このページは BloomLetter116 の電子ブックに掲載されている1ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

BloomLetter116

【お父さんありがとう~父の日】その昔、企業戦士で頑張ってこられた男性のご利用者さまも今は自分の時間を謳歌されていると思われます。今日はそんな皆さまのことを我が父と思い、職員一同が「父の日」を喜んでいただきたいと、束の間ですがお祝いをさせていただきました。まずは父の日に関するクイズを出題、これまた父の日にも色々な意味があることを知り、皆さま一様に「ほぅ~」と感心する場面もありました。母の日同様、男性のご利用者さまにもプレゼントをお配り致しました。孫の手にゴルフボールがくっついた肩たたきや、マイバッグをご用意し、どちらかをご利用者さまに選んでいただくというものです。意外や意外、マイバッグを選ばれるご利用者さまにちょっぴり驚き!!はにかみながらもプレゼントを手に喜んでくださるご利用者さまの笑顔を写真に収めさせていただきました。【うちわで夏を先取りするぞ!!】この日は夏を先取りして、皆さまに「マイうちわ」を作成していただきました。まずは、職員から絵の描き方や段取りを説明させていただき、その後うちわの骨組みと両面に貼り合わせる二枚の用紙をお配りし、マジックやシールをお渡ししていきました。最初は何を書いたらいいの?と困った顔で用紙とにらめっこされていたご利用者さまも、だんだん思い思いの絵を描き始められます。夏らしい絵柄やご自分の「座右の銘」を書かれる方、キラキラシールやマスキングテープをふんだんに使用したとても可愛らしい出来栄えに職員も思わず声をあげてしまうほどステキなうちわが沢山出来ました。出来上がった作品は、すぐその日のうちにフロアに飾らせていただきました。皆さま熱の入ったレクリエーションとなりました。梅雨は稲の育つ季節、樹木には恵みの季節です。そもそも買物困難者とは自宅から五百メートル圏内に食料品店がない自動車の運転ができない六五才以上であるという人のことだそうです。大型ショッピングセンターや大型スーパーの台頭によって地域の商店街の衰退や個人商店の減少などは何十年も以前から現実になっており、そこに高齢化の進展で買物困難者が増加していたところ、今回のコロナ禍で感染を恐れて外出を控える高齢者が増加していて、生活に必要な食料品や日用品の調達が難しくなっているケースが増えています。農水省の調査結果によりますと、二〇〇五年の調査開始時点では、困難者の推計値は六七八万人でしたが二〇一五年には八二四万人になっています。今後その数の増加は加速すると考えて間違いありません。買物困難者への対策を必要としている市町村の数は二〇一九年度の調査結果八五%に達しています。多くの自治体がこの問題について解決を模索している段階です。この問題は、食料品や日用品の購入が困難になるだけではなく買い物が外出するきっかけになる人も多く、営業している店の減少が外出頻度の減少につながる可能性があります。生活の質の低下や、生きがいの喪失、ひきこもり状態の高齢者の増加が懸念されます。更には、外出頻度の減少は運動量の低下にもつながって、しいては歩行能力も危うくなります。この問題の解決策として有望なのが買物代行サービスです。週二~三回高齢者から注文を受けて買い回り自宅へ宅配するサービスです。買物代行そのものを業とするところやスーパーが宅配サービスに参加したり、タクシー会社が参入したりと、その輪は広がりを見せています。更にはご利用者さまに同行するサービスも同様に有用です。どちらも今後注目の事業だと思います。買物困難者西勝康デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店ジメジメとした日が続きますが、体調管理には気を付けましょう。英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2021年7月116号