ブックタイトルBloomLetter121

ページ
4/4

このページは BloomLetter121 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

BloomLetter121

社員投稿欄私の好きな時間柴田菜々美(敬称を略します)馳せ走る食の匠師走の食西勝康今年も残すところ一か月になりました。師走の食の歳時記と云えば、冬至にはゆず湯につかり、南瓜を食べる風習があります。なぜ南瓜を食べるのかというと、冬至を境に日照時間が長くなることから運気が上昇するといわれ「ん」の付くものを食べて幸運を呼び込もうということです。ちなみに、冬至の七種といって、なんきん、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)のような「ん」が二つ付く野菜は「運盛りの野菜」と言われています。更に大晦日には年越しそばを食べます。この行事の由来は、よく知られているのは、長い蕎麦にあやかって長寿を願っていただくというのが一般的ですね。今年ももう少しです。頑張って元気で新年を迎えましょう。俳句教室発表句秋日和ススキが招く老夫婦大城聖三仲良しのご夫婦ですね小春日和何を取りに行こうかな田上秀雄アケビかな、キノコ採りかな、楽しみですね亡き伯母と浮き立つ気持ちの酉の市森岡榮子伯母さまとの楽しい思い出ですねこがらしに鹿も寄り添う奈良盆地仲間桂子これから寒くなってくる風景が伝わってきます雪だるま昔はよく作ったな植田和枝雪だるまや雪合戦などは懐かしいですねクリスマスツリーのネオンに癒される明星明子キラキラしていてとてもきれいですねクリスマス今年も家でのんびりと岩崎加代子外の賑やかさでなくて、家でのんびりと過ごすのも良いですねのひとりごとご入居者の皆さま、いつも微笑ましい笑顔ありがとうございます。毎日報道される新型コロナウイルス感染者の人数には一喜一憂していますが、以前に比べまして少し落ち着きを戻してきたようで、少しホッとされているのではないでしょうか。八重の家でも、スーパーへのお買い物シャトルバスの送迎も再開し、皆さまの不自由であった生活も少しずつではありますが、以前の生活へと戻りつつあります。また、定例のソーシャル桜会も再開され、イキイキと活動されているお姿を側で拝見し、とても嬉しく思います。外部からは、ヤクルトさんをお招きし、「健康教室」の講座も実施されました。先日皆さまに新しい企画のお知らせとしまして、八重桜の月刊誌への投稿欄として「私の追憶」募集のお知らせをさせていただきました。懐かしく心に残ることなど、どしどし!ご応募ください。どうぞよろしくお願い致します。楽しみにお待ちしております!ところで、今年もレストラン桜から見えるイルミネーションに癒されますとのお言葉をいただいて居ります。イルミネーションの輝きは、やはり冬の冷気にこそにつかわしいですね。八重の家通信19小島桂子私は昨年まで、特別養護老人ホームで働いていました。結婚し生活スタイルが変わったこともあり転職を考え、八重桜に入職させていただいてから早くも半年が経ちます。入職前は新しい出会いに胸を躍らせながらも、前職とは少し違う環境に不安を抱えていました。初めは緊張もあり、一日があっという間に過ぎ去り後になってから、「あの時あんな風にしていれば…」と反省することばかりでした。それでも親身になって接してくださる優しい職員の皆さまやご利用者さまに囲まれ、充実した日々を過ごさせていただいております。これまで多くのご利用者さまに関わらせていただきました。私の生きてきた倍以上もの年月の人生を送られてきた皆さまの、様々な経験も聞かせていただきました。ご家族の話、子供の頃の話、時にはつらい経験も。一瞬一瞬の皆さまの思いが伝わってくるようで、私の知らない世界を教えてくださる、皆さまのお話を聞く時間が好きです。そんな貴重なお話を聞かせていただける事、そしてご利用者さまの人生に関わらせていただける事、本当に幸せなことだと思います。皆さまが素敵なお話を聞かせてくださるように、私とお話をする時間でご利用者さまが楽しいなと思っていただけるようにと努めて考えています。これからもご利用者さまの人生に、生活に関わらせていただける事に感謝しながら精進して参ります。よろしくお願いします。こころの遊歩道泣かないで、きっと何とかなる。全部うまくいくさ、だから泣かないでボブ・マーリー作詞・作曲「NoWoman,NoCty」より発行元株式会社八重桜〒630-8113奈良市法蓮町410番地の2