ブックタイトルBloomLetter123

概要

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【新春から大笑いの新年会】今年も八重桜新年会を開催いたしました。まずは職員による二人羽織の化粧で開幕。口紅をほほに、おでこに、息を合わせるのに四苦八苦。その姿を見て会場は笑いに包まれていました。続いては福笑い…の前に本店名物職員の某夫婦による夫婦漫才がサプライズで行われ、これには職員も驚き。二人の息ぴったりの漫才に会場は最高の雰囲気になっていました。さあ、続いては福笑いを。眼はここかな？口はここだ。苦労しながらもなんとか完成させていく職員。完成した顔の出来映えに、感嘆の声が湧いていました。様々困難の多いこの時代に、八重桜本店は今年も変わることなく利用者の皆さまに元気と笑顔をお届けしていきたい。そう改めて思わせる新年会になったと思います。【どこまで積めるか？お手玉積みゲーム】ハラハラ、ドキドキ。この日のレクリエーションはお手玉積みゲームです。その名の通り、どれだけお手玉を高く積み上げられるかを競うもので、シンプルながら人気のレクリエーションです。ゲームがスタートすると皆さま表情が真剣なものに変わり、一つずつ確実に積まれていきます。「それは乗るわ」「凄いなぁあの高さまで」周りからのエールや賞賛の声に大盛り上がり。その声にも反応しながら、マイペースに手と頭を動かしていきます。最終的には最高記録十九段という素晴らしい記録が生まれました。高く積み上げた方も、途中で倒れてしまった方も、競技中はもくもくと取り組まれていた皆さんですが、最後にはとびっきりの笑顔を見せて下さっていました。デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店認知症リハビリに決定的に有効な療法は無いのかも知れません。何故ならば、現在次にあげる療法、セラピーが広く行われているからです。運動療法、芸術（音楽、絵画）療法、園芸療法、回想療法、学習療法、料理療法、アロマセラピー、ペットセラピー、タクティールケア等々聞きなれたものから初めて聞いたものまで種々様々あります。私の感想としては、これが最も有効だと思われる療法は無くて、各々のひとの生活歴から汲みとれる、なじんでいただけるような療法を複数選んで組み合わせるのが良いのかと思います。同様の考え方で、国立長寿医療センターの開発による「コグニサイズ」という方法があります。コグニサイズでは、ウォーキングやストレッチ等の軽い運動と、計算やしりとりなどの認知課題を同時に行います。体と脳に同時に適度な負荷が掛かり、認知症予防、進行遅延に多面的な効果があると期待されます。それらのメニューをマンネリにならないように定期的に変えることで、よりよい効果が期待できるということです。更にアロマセラピーや音楽療法を組み合わせても良いかも知れません。このように、認知症リハビリはまだ確定した治療方法はないので、可能性のある療法をサーキット的に行うのが良いのではと考えているところです。作業療法と認知症リハビリ2西勝康オミクロン株の感染が急拡大しています。気を緩めず予防に努めましょう。英語のブルーム（bloom）は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2022年2月123号