ブックタイトルBloomLetter127

ページ
1/4

このページは BloomLetter127 の電子ブックに掲載されている1ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

BloomLetter127

【父の日】年に一度、素直な感謝を。本日は父の日ということで、父の日レクリエーションを開催しました。母の日イベントと同じく、男性ご利用者さまにプレゼントを渡して記念撮影という流れです。職員から父の日の感謝の言葉を送り、いよいよプレゼントへ…と、その時サプライズが。アフロのかつらに腹顔の職員が乱入して、一芸を披露するプレゼントです。会場は大爆笑の嵐に包まれ、いい雰囲気で記念撮影ができました。笑顔の方、決め顔の方、皆さまそれぞれにいい表情で写真に納まっていました。プレゼントを受け取られた皆さまもいい笑顔で、職員も温かい気持ちでいっぱいでした。恥ずかしくてなかなか口に出せない思いも、言葉にすると相手にしっかり届くことを再認識できました。感謝の気持ちを忘れずに、これからもご利用者さまに笑顔を沢山届けられればと思います。【俳句教室】俳句教室は、女性のご利用者さまに人気のレクリエーションです。この日も皆さまでワイワイ言いながら俳句に取り組まれていました。皆さま決められた季語をうまく取り入れながら、時には御自身の体験を、時には季節の情景を素晴らしい言葉に表されていきます。ご利用者さまに交じって今回は職員も一句詠むことにチャレンジしてみました。悪戦苦闘しながらなんとかひねりあげ、ご利用者さまの前で発表することに。「これはいい句ですね」と褒められたり、「これは何言ってるか分からへん」と迷句に困惑されたり。俳句作りにとどまらず俳句の論評会にまで発展して、今回の俳句教室も充実した時間となりました。デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店先月号で看護師が地域包括ケアシステムの重要な役割を担うとお話しました。その訪問看護師の所属する訪問看護ステーションが、地域包括支援センターを中心として医療機関や介護サービス事業所と連携することで、医療と介護をつなぐ役割を担うことを求められています。そして二〇二五年を目前にして、これからの訪問看護には次の四つの項目が課題になっています。それは1訪問看護の量的拡大、2機能拡大、3質の向上、4地域包括ケアへの対応です。八重桜が特に注目するのは2の機能拡大です。それは従来から重症度の高い利用者の対応が中心になってきましたが、比較的軽度の方に対しても予防や相談機能を発揮していこうという考えです。何故ならば二〇二五年問題の本質は団塊の世代の圧倒的な人口の多さです。六百万人という数の人が医療、介護の世話になる確率が上がる七十五歳以上の後期高齢者になるからです。私たちの経験でいいますと、デイサービスも有料老人ホームも利用者の平均年齢は八十四~八十五歳です。ですから後期高齢者層に入ったらできるだけ早目に要介護予防、認知症予防に取り組むことが将来更に高齢になった時にも長く元気でいられるために大変重要なことになります。在宅生活を支えるのは医療、介護、生活支援サービスです。このスキームの中に看護師の訪問を取り組むことによって、まだ重度ではない人の生活を看護師目線で看護することができ、医療と生活の質を保つことが現状の維持、向上に繋がる事になるでしょう。次号では訪問看護の「早目の介入」についてお話致します。地域包括ケアシステムと訪問看護西勝康緑が濃くなりました。これから本格的な夏です。熱中症に気をつけて、こまめな水分補給をしましょう。英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2022年7月127号