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社員投稿欄生活に安心を「ぷらす」松下真人(敬称を略します)米を食べよう最近の新型コロナによる上海のロックダウンによる物流の停滞がロシアのウクライナへの侵略に対する経済制裁による天然ガス、石油の不足などの影響で小麦等の主要な食料品の不足、値上がりで大変困ったことになって来ています。でもこんな時こそ米を主食とする日本は小麦の代わりに米を使ってはどうでしょう。日本では昔からかしわ餅や団子、せんべいといった和菓子に使われてきましたが、昨今では米粉の製粉、加工技術が発達して、より粒子の細かい米粉を製造することが可能になり、パンやお菓子や製麺など用途が広がっています。更に米粉には小麦粉に含まれている「グルテン」がないのでグルテンアレルギーのある人にも安心して食せますしね。お米は健康食ですよ。詳しくは来月号で。俳句教室発表句朝顔に飯はまだかと聞いてみる田中弘子なんだかほっこりします。この暑さビール注ぎて焼きなすび大城聖三ビールのあてに焼きなすび最高ですね。梅雨明けに窓に差し込む光かな高橋春江早く梅雨があけると良いですね。幼な児の足もと照らす蛍がり大瀧欣子ほほえましい情景が浮かんできますね。縁側に蛍飛び交う夕涼み石倉信雄優しい時間が流れている風景が思い浮かぶ、趣のある句ですね。電線に我先に走る梅雨の空住本スミエ窓から見た梅雨の情景がうかんできます。梅雨寒の雨の雫に傘開き豊崎千代子今年も寒暖差が大きく、体調管理が難しいですね。梅雨の朝色とりどりの傘が舞う三桝節子雨が降るのが楽しみになるような、明るいイメージが浮かんできますね。馳せ走る食の匠のひとりごと初夏のお日さまのもと、夏野菜が元気いっぱいに実りました♪プチトマト、茄子(薄紫の花がきれいです)、オクラにピーマンのスターティングメンバーたち。空に向かってぐんぐんと成長しています。中庭で野菜を育てる試みは、八重の家の開設以来、初めてのこと。心もとない職員に優しくご教授くださるのは豊富な専門知識をもつご入居の方です。おしゃべりをしながら一緒に野菜のお世話をしていると楽しくてつい時間を忘れてしまいます。土の香り、芽吹く緑、日々の成長を待ちわびる気持ちなど、自然のものに触れると心が癒されますね。ちなみに、茄子の花言葉は「語らい」です。中庭のお野菜を通じてご入居の皆さま方の語らいが増えれば嬉しいです。八重の家通信22八重の家ファーム三月より八重桜に入職しました、看護師の松下真人と申します。以前は市立奈良病院で働いており主に患者様の病態観察と点滴などの投薬、オペ準備、医師の回診の補助等が主な業務で振り返ってみると患者様と時間をとってお話しする機会は少なかったように思います。八重桜の訪問看護師として働かせていただく中でご利用者さまと向き合う時間も多く日々勉強の毎日です。訪問看護とは、簡単に言うと在宅での治療継続のお手伝いです。そのため、「病気の治療・管理をゴールとする看護」が中心の病院に比べて、訪問看護では、「ご利用者さま・ご家族さまの意見や生活を尊重しながら、自己決定や自立を支援する看護」が求められます。私たちは疾病と向き合いながらも在宅で無理なく生活できるように、自分らしく生活できるように幅広い目線からかかわっていきたいと考えています。七月には訪問看護の全職員が精神保健に関する研修を終了致します。気持ちが落ち込んだり、つらい方の相談にも専門的な知識を持って関わることが出来たらと思います。ご利用者さまの生活に安心を「ぷらす」できる訪問看護を提供できたらと考えています。どうぞよろしくお願いします。こころの遊歩道丸くとも一かどあれや人心あまりまろきはころびやすきぞ坂本龍馬西勝康発行元株式会社八重桜〒630-8113奈良市法蓮町410番地の2