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【相撲甚句で「どすこい!」「どすこい!」】八月二日けはや相撲甚句会の皆さんが、江戸時代のころから独特の節回しで唄われている「相撲甚句」を披露してくだいました。「寄せ太鼓」が相撲独特の雰囲気を漂わせ、甲高い拍子木の音が部屋中に鳴り響くなか、歌い手さん達が入場し、人生の哀愁やユーモアを交えた相撲甚句を交互にご披露してくださいました。介護職員も一緒に「どすこい!」「どすこい!」の掛け声とともに拍手喝采!甚句の歌い手さんの交代の合間には、けはや相撲甚句会の「けはや」が相撲の元祖「当麻蹴速(たいまのけはや)」に由来していることなどをお聞かせくださいました。【夏祭り】八月九日「夏祭り」、とても郷愁のある響きではありませんか。昔の夏祭りはどこかほのぼのとしていましたよね。その再現とばかりに第二回ファミリーモア八重桜平城館の夏祭りが行われました。職員全員は法被を着用、中には浴衣姿で気合の入った女子職員もいました。会場の夜店は輪投げ、射的、金魚すくいとどれも昔懐かしいお店です。利用者様は最初は戸惑い気味でしたが次第にご自身自ら参加されるようになりました。日頃は大人しい方も射的で体力を、輪投げで運動神経をそして金魚すくいでは反射神経を見事に使われていました。それぞれの縁日にはいろいろなプレゼントがついており、皆様とても喜んでおられました。【ボーリング大会】八月十八日ボーリングは、ある年代には青春時代の代表的な娯楽でしたよね。町のあちらこちらにボーリング場がありそしてどこも満員でした。今日のレクレーションはそのボーリングです。ピンをセットしてさっそく第一投です。ボールはまっすぐの軌道でストライク、やはり昔に熱中していただけの腕前です。次の方は二本倒しました、スポーツって男性、女性に限らず意外に大声が出ます。声が出るのは体の筋肉を使うことになるんですね。皆様、ボールを投げては歓声を上げ、とても盛り上がりました。金融庁が先般発表した「老後二千万円」問題が騒動になりました。おさらいしますと「夫六十五才以上、妻六十才以上の夫婦のみの無職世帯では毎月の生活費の不足額の平均は約五万円であり、まだ三十年の人生があるとすれば不足額の総額は単純計算で二千万円になる」といった内容でした。新聞、テレビのワイドショー等で「二千万円貯蓄がないと老後暮らせない」と誤解するような報道のされ方があっての騒動だったように思います。「金融審議会市場ワーキング・グループ報告書」が言いたかったことは、不足額は個々の収入やライフスタイル等によって大きく異なり、当然不足しない場合もありうるが寿命が延びれば必然的により多くのお金が必要となるので、資産寿命も伸ばすことを考えねばならないということです。だから資産は活用して増やしましょうという訳です。これらは、今までも一般的に言われてきたことであり何も目新しいことではありません。それよりも私たちが危惧するのは、二人以上世帯で世帯主が七十才以上の4分の1が貯蓄ゼロであり中央値が七百万円だということです(出典金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(二〇一八年)この層の人々は収入も低いという特徴があり、低所得・低資産という状況にあります。そして「人生百年時代」余生は二十年もあります。先月号の小欄でも申しましたが「自助努力」の精神で働けるうちは働いて収入を得て、そして要支援、要介護になった時には「共助・互助」が大切です。保険制度を活用しつつ助け合って暮らすことで往年の資産形成の不足をも補って不安のない生活が送れる方法があります。来春オープンの「L・ファミリーモア八重の家」がそれです。ご期待ください。デイサービス八重桜平城今月の名言格言笑ってあげなさい。笑いたくなくても笑うのよ。笑顔が人間に必要なの。マザーテレサ低所得、低資産それでいて人生百年時代2